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2023年6月5日月曜日

東北の自動車部品産業を論じた「自動車部品産業集積の質的発展に向けて ―地場部品メーカー参入と成長への課題―」の原稿PDFを公開しました

 震災復興研究として書いた論文をもう一つ,共著者との合意を得てアップしました。東北の自動車部品産業のデータは少し前の時期のものですが,話の基本方向は今も間違っていないと思います。共著者の千葉啓之助さんは経済学部の大先輩で,1961年卒・安井琢磨ゼミです。

川端望・千葉啓之助「自動車部品産業集積の質的発展に向けて ―地場部品メーカー参入と成長への課題―」(東北大学大学院経済学研究科地域産業復興調査研究プロジェクト編『震災復興政策の検証と新産業創出への提言:広域的かつ多様な課題を見据えながら「新たな地域モデル」を目指す』河北新報出版センター,2014年,207-234頁。

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2023年5月31日水曜日

「東日本大震災における情報・通信システムの被害とその教訓」の原稿PDFを公開しました

 もう11年も前の論文というか体験ルポみたいなものですが,「東日本大震災における情報・通信システムの被害とその教訓:分散型バックアップ・独立型電源・通信方法の複々線化」の原稿PDFを公開しました。震災当日のネットアクセスは3Gカードで行いました。携帯電話は,NokiaのSymbian OSによる旧式スマートフォンを使っていました。結構役に立つことを書いたつもりはあるのですが,反響が全く聞こえてこなかったのが残念でした。いまではだいぶ技術も変わりましたが,歴史的記録としては意味があると思うので公開します(意固地)。

川端望「東日本大震災における情報・通信システムの被害とその教訓:分散型バックアップ・独立型電源・通信方法の複々線化」(東北大学大学院経済学研究科地域産業復興調査研究プロジェクト編『東日本大震災からの地域経済復興への提言:被災地の大学として何を学び,伝え,創るのか』河北新報出版センター,2012年,178-200頁)。

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岡橋保信用貨幣論再発見の意義

  私の貨幣・信用論研究は,「通貨供給システムとして金融システムと財政システムを描写する」というところに落ち着きそうである。そして,その前半部をなす金融システム論は,「岡橋保説の批判的徹底」という位置におさまりそうだ。  なぜ岡橋説か。それは,日本のマルクス派の伝統の中で,岡橋氏...