2020年10月2日金曜日

「政府が責任をもって任命する」とは?:学術会議会員任命拒否問題

 政府が責任をもって任命するというのは,政府が責任をもって学問の自主性を守るということであり,政府に都合のいい人間だけ公職に就け,反対者を排除してよいという意味ではない。

(引用)「加藤氏は見送りの理由は明らかにしなかった。その上で「首相の下の行政機関である学術会議において、政府側が責任を持って(人事を)行うのは当然だ」と述べ、学問の自由の侵害には当たらないとの認識を示した。」。

「学術会議推薦者6人任命せず 政府、現制度下で初」『日本経済新聞』2020年10月1日。



0 件のコメント:

コメントを投稿